資産の定義に当てはまらない負債である
土地、家、車、預金を資産に変えていく考え方をお伝えする。
もし、まだ、あなたが「資産の定義」を知らなければ、
「「基礎編1」 初心者がお金を増やすために最初に知っておくべき本当の資産とは?」
を確認後、次を読み進めると理解が早い。
まず、土地と家について、
土地や家を自分名義で自己使用している場合は、
それらは負債となる。
負債の定義は、
「「基礎編2」 あなたの財布からお金を奪っていく本当の負債の正体とは?」
を確認して欲しい。
その負債である車、土地や家を資産に変えるには、
どんな方法を取れば、資産に変わるのか?
感が良い方はもう、お分かりだろう。
「土地や家を資産に変える考え方」
そう、
それは、その土地や家を、人に貸すことだ。
つまり、人に貸すことで、「資産の定義」であるお金を生み出すものに
変わるからだ。
例えば、
・「土地」→「人に貸す」→「地代家賃受取り」。
・「家やマンション」→「人に貸す」→「家賃受取り」。
このように負債が資産へと変わる。
しかし、ここで問題が一つ発生することになる。
その問題とは、
自己使用している土地や家を人に貸してしまうと
あなたの住まいがなくなってしまうことだ。
人に土地や家を貸すために、新しく住居を買うこともできないだろう。
しかし、その問題を解決することは簡単だ。
それは、
新しく住居を買うのではなく、住居を借りることだ。
つまり、あなたの住居を貸出して受け取る家賃の額より、
安い家賃の住居を借りるだけである。
例えば、
・「自分の家やマンション」→「人に貸す」→「家賃受取8万円」。
・「新しく住居を借りる」→「家賃支払い5万円」。
差額の3万円が利益となる。
例えが悪いかもしれないが、自分の家賃を人に払ってもらい、
更にプラス3万円の利益を受け取れるということなのだ。
これは、商売と同じように、
5万円で仕入れた物を8万円で販売し、
3万円の利益がある行為と同類である。
ましてや不動産の場合は、毎月、何もしなくても入居者である
お得意さんがお金を振り込んでくれる仕組みとなる。
このようにして、負債の定義であった土地や家を人に貸すことで
資産に変えることができる。
あなたが一人暮らしではなく、家族と一緒に暮らしていれば、
そんな簡単に今すぐ、住んでいる住居を人に貸し出し新しい住居を
借りることは、難しいかもしれないが、このページでは、負債を資産に
変える考え方を身につけて欲しい。
その他、不動産に関して負債を資産に変える考え方の一つに、
最近は、賃貸収入をより多く増やす方法の一つとして、
Airbnb(エアビーアンドビー)という旅行者を対象にした
賃貸サービスがある。
それは、年契約で入居者と契約するより、旅行者を対処に、
1泊いくらという金額設定ができるため、
利回りの高い賃貸収入が見込めることで人気を集めている。
年々、訪日観光客が増加している今日では、
より高い利回りが期待できるのではないだろうか。
<参考までに>
実際、Airbnbを活用して訪日外国人をターゲットにして
副収入を得ている人が増加している。
以下の記事を読んでみると収益に関することが参考になる。
「車を資産に変える考え方」
次に車を自分名義で自己使用している場合、
・「車」→「人に貸す」→「レンタル料受取り」
となり、土地や家と同じようにあなたへ収益をもたらしてくれる。
ちなみに私は、現在、海外に住んでいるが、
以前、自分の車を月契約で人に貸出していた。
1ヶ月でその車から得られる収入は、日本円にして約3万円。
当時、私はどこかへ出かけるときは、
自家用車ではなく、公共の交通機関を使用していた。
その公共の交通機関で使用した交通費は、
1ヶ月で約2,000円であったから、収益の3万円から
交通費の2,000円を差し引きすると
約28,000円が手元に残ることになる。
つまり、私は何もしなくても資産である私の車がお金を生み、
毎月、28,000円の収入を稼いでくれたのだ。
もし、車を自己使用していたら、ガソリン代、メンテ代と
お金が出て行くばかりで負債となっていた。
従って、考え方次第で、車でさえも立派な資産となり、
土地や家と同じような安定収入をもたらしてくれる。
しかし、日本では、個人間の車のレンタルは難しいかもしれない。
なぜなら、レンタカー会社ならともかく、
個人間で車のレンタルをする習慣が、
元来、日本にはないからだ。
あと、日本では、通勤に自家用車を使うことも多く、
資産として考える風習もない。
そんな理由や風習から、車を資産に変えることは、
難しいかもしれないだろう。
しかし、あなたも知っていると思うが、
時代の流れやニーズの変化によって、
最近は、カーシェアリングと言う、
車を他人とシェアする傾向になってきている。
この方法であれば、自家用車も資産に変えることができる。
<カーシェアリングできるサイト>
さて、ここまで、土地、家、車という負債を資産に変える考え方を
お伝えしてきたが、一つ勘違いして欲しくないのは、
一生、自分が住む家やマンションや車を所有するなと
進言しているのではない。
あなたが目標としている資産から生み出される金額を手に入れるまで、
コツコツと資産を増やす行動をしていくことが賢明ではないかと
お伝えしている。
そこを間違わないでいただきたい。
「預金を資産に変える考え方」
最後の預金が負債になる、について、
前回、お伝えしたようにあなたが日本の銀行へ預金をしても
利息は0.05%と雀の涙ほどしか付かない。
もし、その預金を時間外に引き出したら、
当然、手数料が取られてしまう。
その手数料が1回108円としたら、
20万円以上を1年間預金しなければ、
その1回分の手数料を得ることはできない。
しかし、預金が20万円以下しかない残高で、
何回も時間外に引き出してしまうと、
結果として、あなたの預けた元本は、
減っていることになる。
小さな金額だから気にしないかもしれないが、
積み重なると大きな額となり、どんどん元本が減っていくのだ。
つまり、手数料を取られることで元々預けた金額より減っていれば、
負債の定義である「何もしなくてもお金が出て行く」
ということになり、預金は資産ではなく、負債と変わるのだ。
では、その負債となる預金を資産に変えるには、
どのような考え方をすればいいのだろうか?
それは、
20万円を銀行に預金するのではなく、
お金を生み出す可能性のある20万円分の資産に変えるという発想だ。
例えば、株式や外貨預金は、その資産となる。
つまり、20万円を銀行に預けてもお金が増えないから、
20万円分の資産に交換するという考え方が必要。
今後、このブログで、誰でもその考え方を実践できる方法をお伝えする。
さて、今回、土地、家、車、預金を資産に変える考え方を
お伝えしたが、下記に当てはまる方もいるだろう。
・「土地も家も車も持っていない」
・「家はおろか車さえ買えない」
・「預金は全くない」
・「何も持っていない人はどうすることもできないの?!」
と、がっかりしている方もいるかもしれない。
しかし、心配にはおよばない。
このブログは、むしろ、何も持っていない方が、
一から初めて、少しずつ資産を持つことができるように構成されている。
従って、今は一切、資産を持っていなくとも
現在、働いていて毎月、給与さえあれば、
必ず資産を持つことができると約束する。
今後に乞うご期待して欲しい。
よって、今回は、負債を資産に変える考え方を
知っておき、今後、お伝えする「実践編」に備えて欲しい。
これにて、
「基礎編3 負債を資産に変える考え方」
は修了。
「基礎編4」
お金を稼ぐためには才能が必要である。
<ワンポイント・アドバイス>
現在、あなたに土地、家、車、預金がなくても、
他のもので、ひと工夫すると、資産に変わるものが、
あなたの身の回りにあるかもしれない。
一度、探してみて欲しい。