「入門編3」消費と浪費を節約して1ヵ月で5万円を貯める方法

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1カ月で5万円を節約して
お金を貯めようなんて、
とても無理だと諦めているのではないだろうか。

 

無論、何もせずに1カ月で
5万円を貯めることは無理だが、
決して諦めるほどではない。

 

その理由は、「入門編1と2」をしっかりと読み、
手順通り行動して、今からお伝えすることも同様に、
一つ一つ身に付ければ、1カ月で5万円を貯めることは可能だからだ。

 

よって、節約してお金を貯めることなんて無理だと思わず、
まずは、気を楽にして読み進めて欲しい。

 

そして、このページでは消費と浪費を節約して、
その合計額が1カ月で5万円を貯められるようお伝えする。

 

まだ、消費の「支出を減らす」方法を読んでない方は、
1ヵ月で5万円を貯めていく順序が分からなくなるので、
先に読んでおこう。

 

「入門編2」1ヶ月で最低2万円の支出が減らせる方法と実例集

 

 

浪費は意外と支出が多い

 

今更だが、このページは入門編1から続いているため、
今回は、浪費の「支出を減らす」方法についてお伝えする。

 

私が提案する節約方法は、浪費を減らす前に分類表で分けた
消費の「目標金額」をクリアーしてから、浪費の削減に着手することだ。

 

<分類表>

 

 

 

 

 

 

 

私が分類している浪費の項目は、以下の3つ。

 

・趣味、娯楽 

・交際費

・その他

 

一度、あなたの今まで使っていた浪費の額を書き出してみて欲しい。

 

おそらく、消費と比べ、意外にも浪費の額が多いことに気付くはずだ。

 

もし、あなたが、1カ月で5万円を貯めたいのであれば、
この浪費にも手を付けて節約するしかない。

 

 

浪費の節約方法

 

まず、結論から言うと、

浪費を減らす行為は、多少、努力が必要となる。

 

なぜなら、浪費を減らすことは、消費を減らすことに比べ、
欲求を抑える努力を要することがあるからだ。

 

もちろん、浪費の種類や人によっても異なる。

 

例えば、「入門編2」でお伝えした消費を減らす一つに
携帯電話の有料アプリを無料アプリに変えていくことは、
欲求を抑える努力はあまり必要なく、簡単だと言える。

 

しかし、浪費の部類に入るタバコやお酒を嗜んでいる方にとって、
その欲求を抑えることは、とても難しいことだろう。

 

毎日、タバコを吸う方であれば、本数を減らしたり
禁煙することは、かなりストレスがかかるはずだ。

 

お酒も同じようにストレスを伴う。

 

このように浪費の節約は、我慢を要することになる。

 

特に浪費は3つの黄金ルールの「支出を減らす」に属するが、
その他2つの「収入を増やす」と「資産を買う」より、
本能と対峙することになるから厄介だ。

 

3つの黄金ルールの詳細は、
基礎編11 毎月たった3つのことを繰り返すだけで
お金が劇的に増えていく黄金ルール」を確認しよう。

 

では、どうしたらいいのか。

 

 

極論ではあるが、精神的な負担を伴う節約は、
継続するのがとても大変であるから、
減らせる浪費と減らせない浪費を決めてしまうことだ。

 

つまり、分類表で分けた浪費項目の全てを節約する必要はなく
節約できるものは節約する」ということだ。

 

私も当時、支出を減らすために分類表を作成したが、
浪費項目の全てを節約してはいない。

 

例えば、私はお酒を飲まないが愛煙家である。

 

堂々と言えることではないが、
喫煙を始めてから禁煙やタバコの本数を減らしたことはない。

 

このように、減らせない浪費には手を付けず
自分に無理なく減らせる浪費だけをしっかりと決め、
まずは分類表に書いた「出来そうな額」からスタートすること。

 

そして、1ヵ月後、ストレスなく「出来そうな額」を達成したら、
次の「目標金額」にチャレンジしよう。

 

しかし、一つの浪費さえ節約することができなければ、
お金を貯めることは難しいと言える。

 

 

・ワンポイントアドバイス

分類表とは、消費と浪費をしっかりと分けて、
それらの金額を明確にするためのものでもあり、
決して、全項目の金額を減らすためのものではないことを覚えておこう。

特に浪費は、日々の生活で生じるストレスの発散効果もあり、
あまり切り詰めすぎてしまうと人生さえも楽しくなくなってしまうので、
過度の節約には気を付けよう。

 

 

ここで、あなたが浪費を節約できる事例を下記に4つ用意した。

 

それがあなたにとって何かヒントや参考になれば、ご覧いただきたい。

 

 

 

浪費を節約する事例

 

例1.様々な会員登録(趣味や娯楽)

使っていないスポーツジムや様々な会員をやめる。

 

会員になっているだけで固定費がかかってしまうものは、
一度、真剣に考えてみよう。

 

有料のジムに行かなくても、体を鍛える方法や
痩せる方法は、たくさんある。

 

公共施設を利用することも可能だ。

 

毎月会費が発生しているものは、
本当にあなたの人生にとって必要でなければ、
今はやめる選択をすることをオススメする。

 

しかし、その会員登録していることで
あなたの将来にプラスとなれば、継続するといいだろう。

 

重要なことは、目的意識をしっかり持ち、
節約できる浪費の額を明確にして、判断することである。

 

そうすることで、必要でない会員をやめると、
人にもよるが、月3,000円前後は浪費を減らせるだろう。

 

 

 

例2.音楽や映画(趣味や娯楽)

もし、あなたがCDやDVDは、買うよりレンタル店で借りているから
安く済ませているという発想であれば、今一度、考えてみよう。

 

CDやDVDなどは、レンタル店で借りてもコストがかかる。

 

私が日本にいた頃、経験があるが、
一旦、映画を借りてしまうと観続ける癖が付いてしまい、
返却日には、たくさん陳列されている映画や新作が目に入り、
また何かを借りて観なければ気が済まなくなってくる。

 

一度、この癖が着いてしまうと、どんどんお金が飛んで行ってしまう。

 

しかし、幸いなことに今は無料で観られるサイトや
無料でダウンロードできるサイトがたくさんあるため、
音楽や映画にかかる費用をゼロにすることができる。

 

インターネットのおかげで、これは、大きなメリットだ。

 

買うより安いから、そちらを選ぶではなく、
無料で視聴できるツールがあるにも関わらず、
それを活用せず、お金を費やすことは、勿体ない限りだ。

 

それと並行して、これだけ無料で観られたり、
ダウンロードできるサイトがあるおかげで、
有料動画や有料ケーブルテレビなども、
もう必要ない時代と言っていいだろう。

 

私は、海外に移住したころ、月額約1,500円のケーブルテレビを
契約していたが、無料で観られるサイトが多くなってきたことで、
それを機に解約をした。

 

今では、一切テレビを観ることがなく、
パソコンで全ての動画を無料で観ている。

 

もし、現在、あなたが、有料動画や有料ケーブルテレビを
契約していれば、この機会に無料のサイトに切り替えて、
そのコストを削減してみよう。

 

 

上記の方法を活用すれば、
1ヵ月で3,000円前後は、浪費を節約できるはずである。

 

 

 

例3.装飾品(趣味や娯楽)

衣食住の”衣”は、消費に属するが、限度を超えてしまうと
浪費になってしまう。

 

例えば、高価な服や装飾品など。

 

または、使う予定もない服や装飾品などをバーゲンで買うこと。

 

バーゲンなどは、一見すると安く買って得をした気分になるが、
本当に必要な物なのか?

 

と、買う前に考える癖を付けよう。

 

割引セールやバーゲンは、お店の戦略であることを
忘れないで欲しい。

 

テレビや雑誌の宣伝広告も同じであるから
惑わされないようにしよう。

 

とは言え、世の中には至るところに浪費商品が蔓延しているため、
浪費を抑えることは、難しいかもしれない。

 

だから、魅力ある宣伝に惑わされてしまう人は、
常に新しいものを追いかけ、浪費に精を出してしまう。

 

しかし、一時的な憂さ晴らしでお金を使うことは簡単であるが、
お金を貯めることは、ある意味努力がいる。

 

お金を賢く使える人は、
必要なものを必要な分しか買わない。

 

割引やバーゲンというお店の戦略にハマって
買うことはない。

 

毎年、世界長者番付にランクインしている
ウォーレンバフェット氏は、こんなことを言っている。

並の会社をバーゲン価格で買うよりも
素晴らしい会社を適切な価格で買う方が断然良い

 

従って、このページを読んている方は、少なからず、
その人達とは別行動を取り、何でも欲しがることを控えよう。

 

そして、衣食住の”衣”の支出額も「出来そうな額」から設定して、
無理なく節約していこう。

 

ポイントは、一つできたらまた一つと
焦らずゆっくりでも構わないので、
まずは継続することを目標にしよう。

 

それらを習慣化することができれば、
毎月最低でも数千円は、浪費を抑えることができるはずだ。

 

 

 

 

例4.飲み会(交際費)

飲み会は、浪費の中でも出費の割合が大きいはずである。

 

もし、愚痴を話すばかりの同僚や上司との飲み会に行っていれば、
回数を減らすことをオススメする。

 

勘違いして欲しくないことは、
飲み会へ行くことを否定しているのではなく、
回数を減らすことを提案していること。

 

飲み会で愚痴ばかり話していてもあなたの人生は、
一向に豊かにならない。

 

そして、愚痴ばかり話している同僚や上司は、
あなたをお金持ちにしてくれはしない。

 

飲み会は、一次会だけでは済まないことが多いため、
一晩で万単位の出費となることもあるはずだ。

 

一時の憂さ晴らしや楽しさは、時には必要だが、
もし、あなたがお金を貯めて経済的に豊かになりたければ、
真剣に飲み会にかかる浪費を減らさなければならない。

 

中には、”付き合いだから断れない”

 

という方もいるだろう。

 

もし、断れば人間関係が悪化して、
仕事に影響をきたすと思っているかもしれない。

 

そんな状況下におかれていれば、
一つの案として、取り掛かり一次会だけ参加して、
二次会は徐々に回数を減らしていく方法も一つだ。

 

そして、最終的に一次会の回数も減らしていければ、
経済的に豊かになる道は早くなる。

 

私も日本で働いていた頃、よく同僚や上司から飲み会に誘われていたが、
賢いお金の使い方を学んでからは、飲み会を徐々に減らしていった。

 

最初は、闇雲に断っていたことで、同僚や上司に付き合いが悪いと
言われたこともあったが、しっかりとした理由を話した後は、
理解を示してくれて仕事にも影響は出なかった。

 

このように、しっかりとした目的を持って、
同僚や上司にも対応し、徐々に回数を減らしていくと
月末、いつもよりお金が残っていることに気付き嬉しくなるだろう。

 

先にも述べたように飲み会は、特に支出の割合が多いため、
この浪費を節約して習慣化できれば、
お金を貯めるスピードは一層早くなる。

 

従って、まずは、分類表の「出来そうな額」から設定し、
1ヵ月続けてみよう。

 

1カ月後、無理なく「出来そうな額」をクリアーしたら、
目標額」にチャレンジすること。

 

すると、私の経験も含め、月に節約できる浪費
2万円以上にはなるはずだ。

 

 

 

以上が浪費を抑える4つの事例となるが、
浪費を節約する習慣が身に付けば、
1ヵ月で3万円以上はお金を貯めることができる。

 

そして、その浪費を節約した額と消費を減らした額を足すと
毎月5万円以上、お金を貯めることが現実となる。

 

それを継続して毎月5万円を節約できれば、年間60万円だ。

 

毎年60万ものお金を資産購入に充てることができれば、
あなたの資産は、あなたがどこで遊んでいようが、
寝ていようが、24時間お金を稼ぐために働き続けてくれる。

 

それが複利効果となれば、お金はどんどん増えていく。

 

元々、この節約した60万円は、あなたの貯金ではなく
あなたの限られた給料から使っていた額を節約したことで
生まれたものであることを忘れないで欲しい。

 

そして、私が幾度となく初心者の方へ提案していることは、
投資経験のない方が、初期段階で投資をする時は、
貯金大金を必要とせず、この毎月の5万円から使うことなのだ。

 

だから、是非、この機会に消費と浪費を節約する方法を身に付け、
あなたの毎日の生活の中で焦らず、一つ一つ習慣化していことを
やり遂げて欲しい。

 

これにて、
「入門編3 消費と浪費を節約して1ヵ月で5万円を貯める方法」
を修了。

 

 

次回は、
「入門編4 無料のものを徹底的に使う癖を付けて
月1万円~3万円貯める方法」

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