「入門編5」封筒を使って節約管理を1日2分で済ませる方法。

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節約管理

現在、封筒を使って節約管理を
しているという方は少なからず
いるのではないだろうか。

 

節約に関するサイトでも封筒を
使って節約管理を紹介している
サイトもあるため知っている人は多いはずである。

 

実は、私も過去、お金の知識を学び始めた頃、
封筒を使って節約管理をしていた一人である。

 

しかし、封筒を使って節約をしていると、
手間や時間がかかることがあり面倒な思いをしていたことがある。

 

 

それは、

・小銭の仕分けが面倒。

・電子マネーやクレジットカードで決済した時の管理方法が分からない。

・お金を使った項目の整理が面倒。

 

私は上記のような経験をしたことから改善した節約の管理方法がある。

 

もし、あなたが同じような悩みを感じていれば、

”時間や手間を省く良い方法はないだろうか”

と探し続けているはずだ。

 

今回は、そんな悩みを解決する節約管理の方法をお伝えしたい。

 

また、過去に封筒を使って節約管理をしていて、

手間がかかり過ぎるために止めてしまったという方や

これから節約をしていこうと思っている方は、

これからお伝えする節約の管理方法を一度、試してほしい。

 

実際、時間をかけずに節約管理をする方法は、二つあるが、

今回は初心者向けの節約管理方法をお伝えする。

 

1日2分程度で時間や手間がかからないことが特徴である。

 

そして、次回、節約を完全に習慣化できている方向けに
同じく時間をかけずに節約管理ができる方法をお伝えする。

 

 

封筒を使って1日2分で節約管理をする方法

まず、封筒を使って節約管理をするメリットは、
家計簿などを付ける必要がないこと。

 

用意するものは、3つの封筒だけ。

 

それぞれの封筒に、

「消費」、「浪費」、「その他」と書き込み、

分類表で分けた毎月、消費と浪費の「出来そうな額」または、

「目標額」を書き込む。

 

 

<分類表>

 

 

 

 

 

 

 

分類表に関しては、

入門編1その日から無理なく直ぐに始められる支出を減らせる節約術
で詳しく説明しているので確認して欲しい。

 

取り掛かりは、給与が振り込まれたら、各封筒に書き込んだ金額を
引き出して、それぞれの封筒に入れる。

 

自動引き落としがあるものは、その金額をそのまま銀行へ預けておく。

 

「その他」は、急な出費や予期せぬ出費に備えて
1万円ほど入れておくことをオススメする。

 

出費がなければ、来月にその1万円を繰越しする。

 

残りのお金は資産を購入するためのお金とし、
別口座に預けておくことをオススメする。

 

もしくは、
基礎編11 毎月たった3つのことを繰り返すだけでお金が
劇的に増えていく黄金ルール」で説明した証券会社の口座へ
入れておく方がベター。

 

消費や浪費、その他でお金を使う時は、
毎回、その封筒から出し入れするように癖付ける。

 

ポイントは、封筒の数をできる限り少なくして、
手間を省くようにしよう。

 

 

あと、封筒からお金を出し入れするメリットは、


・常時、封筒内の残高を目の前で確認できる。

・節約の進行状況が目の前で把握できる。

 

このように目の前で現金の状況を確認できることは重要であり、
また、家計簿を付ける手間も省けることになる。

 

一方、節約管理で面倒となるのが、毎日、消費、浪費、
その他で何度もお金を使うことである。

 

お金を使うたびに、財布の中で項目ごとの金額が、
ごちゃごちゃになってしまう。

 

毎日、使いそうな金額を各封筒からそれぞれ出していたら、
それこそ手間と整理で嫌になってしまう。

 

財布を2、3つ持って管理すれば問題ないが、
それでは、余りにも面倒で手間となる。

 

その手間を防ぐ方法は、毎日、財布に入れている金額を
1つの封筒から取り出し、使った分はレシートで管理することだ。

 

毎日、あなたの財布に2万円を入れていたら、とりあえず、
その2万円は、消費の封筒から取り出し財布に入れる。

 

消費、浪費、その他の項目に関係なく、その2万円から使っていく。

 

使ったお金のレシートは、取っておき家に帰ったら、
そのレシートの金額を見て消費、浪費、その他の額を相殺する。

 

例えば、毎日、消費の封筒から2万円を取り出し財布に入れる場合、
その日に下記の金額を使用したとしよう。

 

・消費に使用した金額:1,000円

・浪費に使用した金額:2,000円

 

帰宅後、レシートを確認して浪費の封筒から
2,000円を取り出し、消費の封筒へ移して相殺する。

 

財布の残高は、17,000円。

 

次の日、また消費の封筒から3,000円を取り出し、
財布へ補充して2万円にする。

 

たった、これだけの管理となる。

 

このように、1つの封筒からお金を取り出せば、
毎日、外出前にそれぞれの封筒からお金を取り出す必要はなくなる。

 

もっと手間を省きたければ、財布の中で消費、浪費、
その他のスペースを作って、そこにレシートを分けて入れておけば
帰宅後、簡単に整理ができる。

 

また、ポイントを集めるために買い物でクレジットカードを
使っている人は、もう一つ封筒を用意して、「クレジットカード」
と書き込む。

 

管理方法は、例えば、今日、クレジットカードで消費に
1,000円を使った場合、そのレシートを取っておき帰宅後、
消費の封筒から1,000円を抜き取りクレジットカードの封筒に入れる。

 

クレジットカードの使用毎に、各封筒から使った金額を抜き取り
クレジットカードの封筒に入れ引落日前に全額を入金しておく。

 

そうすれば、クレジットカードを使用しても
簡単に節約管理ができることになる。

 

クレジットカードを賢く使う方法は、
入門編7クレジットカードを活用して年間数万円を
お得にするのも賢いお金の使い方」を参考にして頂きたい。

 

反面、実際の買い物では現金だろうとクレジットカードであろうと、
使った金額のほとんどが、1円単位や10円単位であるため
管理の手間が増えてしまうのが実情である。

 

各封筒間で小銭の出し入れや小銭をわざわざ用意することが
毎回、非常に手間がかかってしまい面倒になることだ。

 

これが、封筒を使って節約管理をするときに
一番時間がかかってしまう作業となり難点となる。

 

その面倒となる問題を解決する方法の一つは、
1円単位や10円単位の金額は100円単位に切り上げて管理することだ。

 

そうすれば、圧倒的に時間が短縮される。

 

例えば、現金またはクレジットカードで使った金額が
1,252円だとしたら、48円を切り上げ1,300円として
管理すれば小銭を数える手間が省けることになる。

 

消費にクレジットカードを使用したら消費の封筒から
1,300円を抜き取りクレジットカードの封筒に入れる。

 

実際に使っていないその差額48円は、
あとあと「その他」の封筒に入れてもいいし、
資産を買うための積み立てにしてもいいだろう。

 

この差額は、馬鹿にならないほど貯まっていく。

 

私個人的には、差額は「その他」の封筒に入れて、
貯めておくことをオススメする。

 

その理由は、突発的な出費が発生することがあるからだ。

 

例えば、友人や知人の結婚式に招待されると
祝儀に数万円はかかることになる。

 

すると、「その他」の封筒に入れている金額が1万円であれば、
その金額を大幅に超えてしまう。

 

そのような出費に備えるための準備金として、

毎月、差額を「その他」の封筒に貯めておけば、

急な出費に備えることができる。

 

 

また、スイカや電子マネーを使っていても

現金を使うのと同じようにレシートで管理して、

帰宅後、各封筒から入出金の整理をすればスムーズにできる。

 

例えば、手間を省くため5千円を消費の封筒から出して、
スイカにチャージする。

 

浪費で使用した額が1,250円だった場合、帰宅後、浪費の封筒から
1,300円(切り上げ)を取り出し、消費の封筒へ入れる。

 

このように、封筒を使って節約管理の時間を短縮させるには、
使ったお金はレシートで管理をして、金額の単位を100円単位に
切り上げれば、手間もかからず面倒となることもない。

 

これが、1日2分程で節約管理ができる方法である。

 

また、今、お伝えした節約の管理方法でさえ面倒で、

しかし、投資はしていきたいという方は、毎月、給与額の10%は

資産を買うために使うと決めてしまえば、節約管理をする必要はない。

 

 

 

まとめ

・封筒を使えば会計簿は付ける必要がない。

・少ない数の封筒で節約管理をする。

・100円単位に切り上げで管理をする。

 

 

これにて、
「入門編5 封筒を使って節約管理を1日2分で済ませる方法」
は修了。

 

 

次回は、
「入門編6 節約の習慣化ができた方にオススメするアプリを使った
簡単な節約管理方法」

 

 

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