「基礎編4」 お金を稼ぐためには才能が必要。 

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才能

お金を稼ぐためには才能が必要である
と断定的な言い方をしてしまうと、
反感を持つ方もいるかもしれない。

 

そんな方は、「お金を稼ぐには才能など必要ない」
と思っていることだろう。

 

しかし、もし、そう思っていたら、このページを引き続き読み進め
あなたの考えと異なる私の考えを一度、共有してみて欲しい。

 

まず、読み進めていく前に「お金を稼ぐ」とはどういうことか、
私なりの考えを話してみたい。

 

・お金を稼ぐ人達

文字通り、お金を稼ぐとは、
日本のサラリーマンの平均年収約400万円以上を稼いでいる人達である。

 

彼らがお金を稼げる理由は、自身の能力や才能を活用することによって、
結果的にその能力や才能が会社の売上に反映したことで、
それに見合った給与や報酬を受け取れることだ。

 

一言で言うならば、特殊な技術や才能を持っていると言える。

 

 

まず、
世の中で、お金を稼いでいる人達に定着しているイメージとしては、
医者や弁護士、企業の社長や役員があげられるだろう。

 

そんなイメージが定着している理由の一つに、
テレビ番組でもそんなお金を稼いでいる人達が、
優雅な生活ぶりを披露しているから、そう思ってしまう。

 

 

そのお金を稼ぐために特殊な技術や才能が必要と言ったのは、
列記とした理由がある。

 

その理由とは、お金を稼いでいる人達は、
努力すればお金を稼げる、というだけでは、
片付けることができないからだ。

 

例えば、あなたが医者や弁護士に対して、思うことは、
「普通の人より頭がいい」ではないだろうか。

 

企業の社長や役員に対して、イメージすることは、

「商売上手」、

「お金を稼ぐ才能がある」

と、普通の人にはないモノを
持っていると感じているからではないだろうか。

 

おそらく、あなたは一度ぐらい、お金を稼いでいる人達と
会話をしたり、マスメディアなどから彼らの話を聞いたことがあるはずだ。

 

そんな人達の考えを知ると、

「普通の人とは考え方や発想が違う」

と少なからず感銘を受けたことだろう。

 

企業を例にすると、
経営者や役員ともなると、非凡では務まらないのは言うまでもない。

 

なにしろ、企業を運営するには、多種多様な知識に留まらず、
様々な経験も必要となるからだ。

 

それは、企業を成長させていく戦略から経営に必要不可欠な
資金繰りであったり会計の知識など、お金を稼ぐための才能が必要となる。

 

それだけではなく、顧客を惹き付ける商品開発、
従業員をまとめ、活用する能力、
自分自身も磨き上げていくことも必須となる。

 

更に社会では、競合だらけの世界で生き残っていくために、
絶えず顧客のニーズに応える製品を開発する能力を持って、
売上を伸ばし続けなけらばならない。

 

さもなければ淘汰されてしまう。

 

つまり、お金を稼ぐ人達は、
普通の人達にはない特殊な技術や才能を持っている。

 

・あなたはお金を稼げるようになるのか

では、あなたは、彼らのように、お金を稼ぐ能力や才能があると、
自信を持って言えるだろうか。

 

また、彼ら以上に努力をすれば、
彼らのようにお金を稼ぐことができると
言い切れるだろうか。

 

おそらく、大半の方は、Noと答えるのではないだろうか。

 

すなわち、
並大抵の努力や能力では太刀打ちできないことはお分かりであろう。

 

従って、お金を稼ぐには通常の努力や能力だけでは、
越えられない才能が必要となってくる。

 

更に茨の道を歩いても怯まない精神も備わっていなければならない。

 

実は、私も経営者の端くれではあるが、自身の事業から数千万円単位の
報酬を得られる企業に成長させることはできないと思っている。

 

これは、決して諦めた言い訳でもなく、大きいお金を稼ぐためには、
非凡が持つ才能や努力が必要であると自分なりに悟っているからだ。

 

そもそも私にそんなことを言わせる根拠としては、
国税庁が調査したデータの企業倒産数が理由となる。

 

あなたは、日本全国にある企業の数や
年間、どれだけの企業が倒産しているかご存知だろうか?

 

更に10年以上、生き残っている企業の割合は、
どれほどの数に上るのか。

 

 

 

・国税庁のデータ

国税庁が調査したデータによると、

日本の企業数は、現在、500万社以上。

毎年、倒産する企業数は1万~2万件。

 

更に10年未満で倒産する企業の割合は90%以上となる。

 

このようなデータが国税庁の調査により、明確になっている。

 

もう、お分かりのように、仮に今年、新しい会社が
10社設立されたとしても来年は1社から2社が倒産し、
10年未満では1社しか残らない計算となる。

 

・参考資料
会社の生存率

 

そして、年間売上が10億円以上ある会社は、
500万社中、約15万社だけとなる。

 

業種にもよるが年間売上が10億円以上ある会社の
経営者や役員になって、ようやく数千万単位の報酬が
受け取れるようになるのだ。

 

つまり、もし、あなたが今年、起業したとしても
来年まで倒産しない確率は約80%となり、
その後10年、運営できる確率は、10%となる。

その上、数千万円単位のお金を稼ぐには、
500万社中、15万社に入らなければならない。

そうなると、確率はもっと下がることになる。

 

従って、会社を継続していくだけでも困難である上に、
競合に勝ち抜いて、お金を稼ぎ出していくことは、
更なる至難を極めることになるのだ。

 

確率からすると、あなたが数千万単位のお金を稼げる確率は、
数千分の1にも満たないことになる。

 

ここまでのデータをみて、あなたは、
その数千分の1に入る能力や才能をお持ちだろうか。

 

結論として、お金を稼ぐには、ある種の才能が必要となり、
私達のような一般人が、努力しても彼らのようにお金を稼げないことは、
国税庁の調査データから理論付けられる。

 

 

では、私達のような凡人は、
お金を稼ぐことはできず、
このまま指をくわえて諦めるべきなのだろうか?

 

私の答えは、NOである。

 

もし、そうであれば、あなたにとって、このブログは必要とならない。

 

私は、自身にお金を稼ぐ才能がないと悟ってから
考え方を改めた。

 

その改めた考えとは、お金を稼ぐために試行錯誤しながら、
努力や時間を使うことより、コツコツと資産を増やすことに
時間とお金を使った方が、効率的であるという考え方だ。

 

つまり、お金を稼ぐ才能がない私でも
資産を増やすことはできるということである。

 

そもそも、このブログの趣旨は、お金を稼ぐことではなく、
資産を増やすことを目的としている。

 

先述したお金を稼いでいる人達のような才能を
持っていないとしても資産を増やすことは、
私達に与えられた平等な才能だと私は思っている。

 

何度も繰り返すが、お金を稼ぐには、才能が必要である。

 

しかし、お金を稼ぐことと資産を増やすことは、
全く別の知識が必要となり、資産を増やすことは才能など必要ないのだ。

 

この違いを、必ず覚えておいて欲しい。

 

 

資産を増やすためには、どのような方法があるのか、
今後、このブログでお伝えしていく。

 

 

これにて、
「基礎編4  お金を稼ぐためには才能が必要」
は修了。

 

 

次回の「基礎編5」
「 初心者が知っておくべき誰もが資産を増やせる考え方」

 

 

<編集後記>

よくテレビに出てくるソフトバンクの孫正義さん。

彼の総資産は、2兆円を超える(2016年)

 

一般人からすると途方もないお金を稼いでいると思いきや
彼は、現金を2兆円持っているのではない。

 

彼が持っている2兆円のほとんどは、自社株であり、
その株の価値が上昇して、莫大な総資産となったのだ。

 

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