「基礎編7」 お金を増やしたいなら「消費、浪費、投資」の違いを知っておこう

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消費、浪費、投資

あなたは、いつも月末になると
「なぜ、お金がないのだろう」
と、自分のお金の使い方に対して
嫌になったことは、ないだろうか?

 

もし、そうだとしたら、
お金の使い方を改めることを
強くお勧めする。

 

そして、あなたが、お金を増やしたいと望んでいるのなら、
今からでも遅くはないため、賢いお金の使い方を覚えることである。

 

まず、その賢いお金の使い方を確実にものにしていくには、

消費、浪費、投資」の違いを知ることから始めることだ。

 

その「消費、浪費、投資」とは、あなたがお金を増やす前に
必ず知っておかなければならない、いわば準備知識である。

 

なぜなら、世の中の経済とお金の流れは、
この3つの「消費、浪費、投資」活動から成り立っており、
あなたが死ぬまで付きまとうからだ。

 

つまり、「消費、浪費、投資」の違いを知って
お金を使うことは、お金を増やす近道となる。

 

詳しく説明する前に、「消費、浪費、投資」の定義を先に知っておこう。

 

 

・消費、浪費、投資の定義

1.消費の定義:消費とは生きていくために必要なもの
(衣食住や子供の養育費など)

2.浪費の定義:浪費とは生きていくために必要でないもの
(贅沢品、欲、欲しいもの)

3.投資の定義:投資とは将来、資産が増える、
増えそうなものにお金を使うこと。

 

この3つをしっかりと頭にいれておこう。

 

一つ一つ説明していく。

 

・消費

まず、その消費とは、

字のごとく、生活するために必要な費用である。

基本的に最低限の衣食住に関わる費用が消費となる。

実生活においては、食費、家賃、水道光熱費、衣類など、
毎日、消費されるもの。

いわゆるランニングコストのこと。

人によって消費の額は異なるが、
極端な言い方をすると、生きていくための費用となる。

 

 

 

・浪費

浪費とは、生活するためには必要なものではなく、
あなたが欲求を満たすために、ついつい使ってしまうお金のことだ。

例えば、高価な装飾品やインテリヤ、高級車、贅沢な暮らしぶりなど。

 

この浪費は時にあなたの金銭感覚を麻痺させ、
人生を狂わす原因ともなる。

なぜなら、欲求とはある意味、無限であるからだ。

 

しかし、その一方で、浪費の効果というのは、
世の中で最大の経済効果をもたらしている。

 

それは、普段、あなたがどんなものにお金を使っているのか、
それを書き出してみると明確になる。

 

おそらく、書き出してみると驚くほど浪費の額は多く、
消費の額を超えているかもしれない。

 

なぜなら、現代は消費を超えた浪費を誘うあらゆる商品や
サービスがあるからだ。

 

例えば、女性であれば、いつまでも若く美しくなりたいという欲求から、
エステに通い、装飾品などにもお金を使う。

 

企業もまた、あなたの欲求を満たさせるように
ありとあらゆる宣伝広告を使って、欲求を刺激する。

 

その結果、月末の財布の中身を確認してみると、

「なぜ、こんなにお金がないのだろう?」

「何に使ったんだろう?」

と、毎月、お金の減り具合に首をかしげ、
後悔しているのではないだろうか。

 

だから、お金を増やしたいと頭では分かっていても
「まぁ、これぐらいの金額であれば使ってもいいだろう」
と言う安易な考えは、絶対に避けなければならない。

 

少額でも積み重なると大きな金額となり、
月末にお金がないという状況に陥るのは、
あなたも知っていっるはずだ。

 

更にあなたが使ったお金を「浪費の定義」と合わせ
「負債の定義」にも照らし合わせると、これまであなたが、
いかに賢いお金の使い方をしていなかったかが分かるはずだ。

 

<負債の定義>
「負債とは価値もなく黙っていてもお金が出ていくもの」

 

今一度、あなたが普段、何気なくお金を使っているものが、
何であるかを思い出し、書き出してみると全てが明らかになる。

 

しかし、この浪費をしてしまう衝動は、人間の本能の一部であるから、
この欲求を抑えることは、とても難しい。

なぜなら、人は欲求を満たすために生きているとも言えるからだ。

 

だが、賢いお金の使い方をしてお金を増やしたいと
強く望んでいれば、それを抑制し習慣付けが必要となる。

 

 

 

 

・投資

最後の投資について、
この投資に関しては、一つ言っておきたいことがある。

それは、多くの人が投資というものを勘違いしていることだ。

 

その勘違いとは、お金を持っている人が投資をしている、
もしくはお金持ちしか投資ができない、という認識。

もちろん、たくさんのお金が必要となる投資もある。

 

しかし、投資とは、色々な方法があり、
一度に大金を必要としない投資や投資方法が
たくさんあることを知って欲しい。

 

すなわち、「投資の定義」に当てはめた投資は、
投資とは将来、資産が増える、増えそうなものにお金を使うこと
であるから、

1円でも100円でも資産となる物を買えば、投資となる。

 

例えば、将来値上がりしそうな切手を100円で買ったとする。

 

これも立派な投資なのだ。

 

「投資の定義」で重要なことは、投資とは金額の大小ではないことを
覚えておいて欲しい。

 

ちなみに、今までに投資をしたことがない人や
過去に投資で失敗して再び投資に対して躊躇している人に対して
私が推奨する投資方法とは、
初期の段階では、資金がない方にでも実践可能であることを
ここで伝えておきたい。

 

その投資方法は、

1.大金を必要としない。

2.貯金を使わない。

をモットーにしている。

 

この方法は、あくまでも初期段階の投資方法であり、
投資に慣れてきたら、自身の人生計画によって貯金を使うのもいいだろう。

 

 

あと、「投資の定義」に一つ付け加えることがある。

 

それは、お金を増やすためのノウハウを身に付けるために、
あなたのお金と時間を使うことも立派な自己投資となり、
賢いお金の使い方でもあること。

 

例えば、お金の増やし方を学べるセミナーに参加したり、
本を読むことなど。

それらにお金や時間を使うことも投資である。

 

そして、あなたが、今、このブログを読むために
使っている時間も投資なのだ。

 

従って、「投資の定義」
「投資とは将来、資産が増える、増えそうなものにお金使うこと」に
お金を増やすためのノウハウに時間とお金を使う」ことも
投資であると付け加えておきたい。

 

ここまでが、お金を増やすためにあなたが知っておくべき、
「消費、浪費、投資」の違いだ。

 

この3つの違いを知り、これを生活の中で使い分けるだけで、
あなたの生活が格段に変化していくことを約束する。

 

今後、その知識を普段の生活で活用できるように
このブログで一つ一つやり方もお伝えしていく。

 

 

<本日のまとめ>

1.消費の定義:消費とは生きていくために必要なもの
(衣食住や子供の養育費など)

2.浪費の定義:浪費とは生きていくために必要でないもの
(贅沢品、欲、欲しいもの)

3.投資の定義:投資とは将来、資産が増える、
増えそうなものにお金を使うこと。
「お金を増やすためのノウハウに時間とお金を使う」

 

これにて、
「基礎編7 お金を増やしたいなら「消費、浪費、投資」の違いを
知っておこう」は修了。

 

 

次回は、
「基礎編8まだ投資経験がない人が知っておくべき投資リスクの考え方」

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