初心者の方が資産を増やすためには何より先に
「資産の定義」を頭に入れておく必要がある。
「資産の定義」の詳細は、
「「基礎編1」初心者がお金を増やすために最初に知っておくべき本当の資産とは？」
を確認して欲しい。
その資産と対象にある「本当の負債」についても
資産の定義を熟知する上では必ず知っておかなければならない。
その「本当の負債」とは、どんなものなか？
まず、「本当の負債」を知る前に、
「世の中で負債と言われているものは何か？」
を理解しておく必要がある。
一度、あなたが思う負債を頭に思い浮かべて欲しい。
真っ先に、あなたの頭に浮かんだ負債とは、
借金ではないだろうか。
・世の中の負債とは
ウィキペディアで「負債」を調べると、
負債(ふさい)とは、企業会計用語で、将来的に、他の経済主体に対して、
金銭などの経済的資源を引き渡す義務のこと
とある。
難しい表現で分かりづらい。
企業では、負債について、短期間であろうと長期間であろうと、
将来的に支払いが発生するものを負債の定義としている。
その代表的な負債は、借入金であったり、未払金となる。
それでは、あなたが知らなければならない
あなたに直接関係する「本当の負債」とは何なのか？
・本当の負債
本当の負債とは、
「何もしなくてもあなたの財布からお金が出ていくもの」
である。
これを負債の定義として覚えておいて欲しい。
追記として、何かを買った瞬間にその価値が、減ってしまうモノも
負債に含まれる。
では、何もしなくてもあなたの財布からお金が出ていくものとは、
どんなものなのか？
先に述べた借金も、その負債に当てはまる。
更にその借金に付いてくる利息も負債となる。
その他、借金と利息以外の負債は、ないだろうか？
「資産の定義」を思い出し、考えてみて欲しい。
「世の中で資産」と呼ばれている、
土地、家、車、預金、株式、ゴールド、絵画などを
資産の定義に従い当てはまめてみると、全てが
資産とはならない。
詳しくは、
「「基礎編1」初心者がお金を増やすために最初に知っておくべき本当の資産とは？」
を読んでおこう。
資産の定義に当てはめてみた結果、土地、家、車、預金は、
本当の資産ではないことが分かる。
次に、土地、家、車を「負債の定義」に当てはめてみると、
どうであろうか？
もし、土地、家、車の全てを自己所有し、自己使用していたら、
それらは、負債の定義に当てはまることになる。
なぜなら、土地、家、車は、毎月、毎年、費用がかかり、
あなたの財布からお金を奪っていくからだ。
家であれば、水道光熱費、修繕費、固定資産税など。
車であれば、ガソリン代、メンテ代、車検など。
従って、資産の定義である、「何もしなくてもお金を生むもの」に
当てはめると、土地、家、車は、資産ではなく負債となるのだ。
これが、あなたが資産を増やしていく上で、
必ず知っておかなければならない負債の定義である。
よって、この負債の定義を知っておかないと、
今後、あなたは資産を増やすどころか、
「何もしなくてもあなたの財布からお金が出ていくもの」
ばかりにお金を使い続けることになる。
普段、
「まぁ、これぐらいの金額ならいいか」
と、何気なく使っている少額のお金。
それが積み重なると大きな金額となり、
その結果、あなたは毎日、お金の事で苦労しながら
生活することになる。
つまり、そんなお金で苦労する生活を避けるために、
負債の定義を脳裏に焼き付けてお金を使うことが、
今後のあなたの人生を左右することになると言っても過言ではない。
ちなみに、この負債の定義も「金持ち父さん、貧乏父さん」の本から
拝借しているから、まだ、この本を読んでいなければ熟読することを
オススメする。
・まとめ
さて、資産や負債については、とても大切だから、
ここで、資産の定義と負債の定義を合わせて、
まとめてみよう。
・資産の定義：何もしなくてもお金を生み出すもの。
・負債の定義：何もしなくてもあなたの財布からお金が出ていくもの。
以上、資産の定義と負債の定義を頭に入れ、
あなたの財布からお金を奪っていく本当の負債の正体とは、
実は、あなた自身の日頃のお金の使い方だった、
とならないようにして欲しい。
これにて、
「基礎編２ あなたの財布からお金を奪っていく本当の負債の正体とは？」 は修了。
「基礎編３」
負債を資産に変える考え方。
＜編集後記＞
冒頭で振り分けた負債である借金は、
賢い使い方次第で資産に変わる。
その方法は、今後、このブログでお伝えしていく。
追記：「金持ち父さん、貧乏父さん」の本は、いくつか種類があるので、
間違わないように初版であることを確認すること。
初版の表紙は、黄色い服を着た太めの人と白いワイシャツを着た
細めの人がイラストで描かれている。
中古品でも構わない方は、アマゾンを調べてみよう。
